もはや子育ての必需品“子乗せモデル”

保育園の送り迎えでは、子どもだけでなく、荷物もたくさん積む必要がある。

「帰宅時には食事の買い物をすることが多く、普通の自転車ではまっすぐ走ることも困難です。共働きで子育てをする方々にとって、子ども乗せ電動アシスト自転車は生活必需品になりつつあります」(小崎さん)

電動アシスト自転車を買うなら「春需」が狙いどき! オススメ4車種を詳細解説_g
パナソニックの「ギュット・クルーム・DX」(17万2000円・充電器込み、写真の後部子供乗せは別売り)は、ベビーカーのトップブランド「Combi」とコラボレートしたモデル
電動アシスト自転車を買うなら「春需」が狙いどき! オススメ4車種を詳細解説_h
チャイルドシートはベビーカーのノウハウを取り入れ、より快適で安全に進化している

最近では保育園や幼稚園の“入園準備アイテム”としても扱われるようになったそうで、祖父母がお祝いにプレゼントするというケースも多いのだという。

筆者も試乗したところ、踏み出した瞬間の力強さと、車体のしっかり感に驚かされた。これなら子ども二人を乗せて毎日往復する苦労がかなり軽減されそうだ。

通勤・通学はもちろんレジャーにも向く“スポーツタイプ”

「キャリアなど荷物を乗せる機能を削ぎ落とすことで、飛び抜けた軽快な乗り心地を持つのがスポーツタイプです。通勤・通学はもちろん、ツーリングなどにも使えるので人気があります」(小崎さん)

電動アシスト自転車を買うなら「春需」が狙いどき! オススメ4車種を詳細解説_i
ブリヂストンサイクルの「TB1e(ティービーワン e)」(15万2000円・充電器込み)は、一回の充電で最大約200km走行可能なスポーツモデル

試乗コースでこのモデルを体験することに。一般的な電動アシスト自転車は後輪をモーターで駆動させるが、このモデルでは前輪にモーターを内蔵している。もちろん、後輪は通常の自転車と同じようにペダルで回すことができるので、両輪が駆動することでパワフルかつ安定感のある走りが楽しめる。

また、スタンドや泥よけが標準装備されているので、毎日の通勤でも快適に乗ることができそうだし、なにより走りが軽快なので気分転換のサイクリングにも最高だろう。