13万円前後の車種なら、航続距離は一回の充電で最大80km程度、中には約200kmも走ることができるモデルもあり、実用性も至便性も十分だ。
また、電動アシスト自転車は本体の造りが丈夫なため、消耗品を替えながら大切に使えば、10年間は乗ることもできるのだとか。そのため多少値が張っても、多くのユーザーは上位機種を選ぶ傾向があるという。
「入学や就職など、新生活が始まる3月から4月には “春需(はるじゅ)”と言って、自転車の需要がいちばん高まる時期なんです。普段は各モデル1色程度の店頭在庫を、春需時には数色バリエーションを揃えるなど、新しい暮らしに即お役立ていただける体制を整えています」(小崎さん)
つまり春が自転車の買いどきというわけだ。同店でも電動アシスト自転車だけで、多い日は一日で30台以上も売れるという。その特徴や選び方を教えてもらった。