「定期的に消費するもの」を選ぶのも手

2008年から始まった「ふるさと納税」。自分が納める税金を任意の自治体に寄付することで、税金が控除されるだけでなく、豪華な「返礼品」をもらえることから、今では約740万人が利用する「定番の制度」となっています。

自治体からもらえる返礼品の中には、たとえば人気のブランド肉や地方の名産海鮮物といった食品だけでなく、家電や旅行券といったものまで…! 実にバラエティ豊かな返礼品が、多数用意されているのです。

とはいえ、やはり人気があるのは食品。「ふるさと納税ガイド」を運営する飛田啓介さんは、返礼品として食品を選ぶときのポイントを、次のように話します。

「食品を選ぶときは、大きく分けて2つの方向性があります。それは、ご褒美的な豪華なものを選ぶのか、もしくは節約目線で定期的に消費するものを選ぶのか。それぞれにおすすめの返礼品はあるのですが、たとえば後者でいうと、“保存”の観点から実はビールなどのお酒類を頼む人はとても多いんです。お肉や海産物などは冷凍で大量に送られてくることも多いので、缶ビールなどのように『常温で家のどこにでも保管できる』のは大きなメリットです」(飛田さん)

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ふるさと納税の主要19サイトを横断的に検索できる「ふるさと納税ガイド」。返礼品の比較だけでなく、初めてふるさと納税にチャレンジする人にも役立つコンテンツが満載!(https://furu-sato.com
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「ふるさと納税ガイド」を運営する株式会社カリーグズ取締役の飛田啓介(とびた・けいすけ)さん

また、初心者が迷いがちなのが「どのサイトから申し込めばよいのか」ということ。「さとふる」「ふるなび」「楽天ふるさと納税」などたくさんのふるさと納税サイトが展開されていますが、それに関して、飛田さんは次のようにアドバイスしてくれました。

「たとえばテレビCMを放送しているような大手だったら、どこでもラインナップはとても豊富なので、“充実度合い”はあまり比較材料になりません。そういう意味では、初めての人は『楽天ふるさと納税』を使っておけば間違いないと思います。なぜなら、普段の楽天でのオンラインショッピングと同じ感覚で申し込めるから。あと、楽天ポイントを使ったり貯めたりできるのも、ユーザーとしては嬉しいポイントです」(飛田さん)

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楽天が運営する「楽天ふるさと納税」なら、普段のお買い物と同じ感覚で申し込める。楽天ポイントを活用できるのも嬉しいところ(https://event.rakuten.co.jp/furusato/

「ふるさと納税マニア」である飛田さんは言わずもがな、「楽天ふるさと納税」などで数々の返礼品を申し込んでいるそう。そこで返礼品としてゲットできる、特におすすめの食品を教えてもらいました。