第2位:「お前で打たれてよかったよ。なあ球児。お前で終われてよかったよ」

→2008年10月20日。第一次政権最終戦で決勝弾を打たれた藤川球児への言葉

最大13ゲームもの大差をつけて首位を独走しながら、巨人にまさかの逆転優勝を許した2008年の岡田阪神。辞任を表明して臨んだ中日とのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦でこの名言は生まれた。

試合は0対0で9回へ。阪神のマウンドは絶対的守護神の藤川球児。二死2塁で打席には中日の主砲・ウッズ。3ボール2ストライクから投じた150キロの真っすぐは、まさかの決勝2ランに。阪神は敗れ、CSも敗退。第1次岡田政権が終焉することとなった。

試合後、マウンドで惜別の胴上げをされた岡田監督は阪神ナイン一人一人と握手。ただ、決勝弾を浴びた球児を見た瞬間、涙を抑えることができず、思わず出たのがこの「お前で打たれてよかったよ。なあ球児……」だったという(※言い回しには諸説あるが、今回は翌日のデイリースポーツに載った記述を紹介)

「どん語」といえばちょっとユルい印象を受けるが、こうした熱い、男気あふれる言い回しもあることを覚えておきたい。