約2倍に向上したノイキャン効果

新AirPods Proでは、初代モデルと比較してアクティブノイズキャンセリング機能による消音効果が「約2倍」になりました。初代モデルが苦手としていた、地下鉄の走行音のような大きいノイズも、新AirPods
Proならピシャリとシャットアウトします。

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屋外のとても騒々しい場所でもAirPods Proはとても静かなリスニング環境に整えてくれる

新AirPods Proのパッケージには、耳の小さいユーザー向けに、新しく「XS」サイズのシリコーン製イヤーチップが付属。全4種類のサイズ(XS/S/M/L)から、自分の耳に合うイヤーチップが選択できていると、ノイズキャンセリング機能の効果がさらに高まります。iPhoneの「設定」アプリを開いた画面に並ぶAirPods Proを選択後、10秒ほどで完了する「イヤーチップ装着状態テスト」を行うと、自分の耳に合ったイヤーチップを見つけることができます。

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最小サイズのXSを含む4種類のシリコーン製イヤーチップが付属

またAirPods Proには、イヤフォンに内蔵するマイクで集めた環境音を、そのまま音楽などリスニング中のコンテンツの音にミックスして聞ける「外部音取り込みモード」という機能があります。街を歩きながら、安全に音楽を聴きたいときに便利な機能です。

AirPods Proの特長は、この外部音取り込みモードを使うと環境音がとてもクリアに聞こえること。自宅でリモート会議中にドアベルが鳴ってもハッキリと耳に届くので、必要な音を聞き逃すことがありません。新AirPods Proでは外部音取り込みモードがオンの時に再生されるサウンドが一段と力強くなり、バランスよく再生されるように改善されました。

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本体のスティック形状になっている軸部分にリモコンを内蔵。スティックを押し込むとアクティブノイズキャンセリング/外部音取り込みの機能が切り替えられる(写真/apple.com)

また新AirPods Proの「設定」メニューから「適応型環境音除去」をオンにすると、外部音取り込みモードを有効にしている際、緊急車両のサイレンや道路工事など大きな音が飛び込んできたときにも瞬時に騒音レベルを下げて耳を保護してくれます。線路の横を歩きながら試したところ、確かな効果を感じることができました。