整理するときは「大人と一緒」がやる気のアップのコツ

夏休みは長期間のお休みなので、学期に向けて溜まっているものを整理してくれると親は助かりますが、それだと子どもがやる気にならないことも。

学習プリントや学用品などから取り掛かっても、どうも気分が乗らない、手が止まっている…。そんな時は、思い切って子どもが好きなものから取り掛かるのもありです。

例えば、ゲームのカード、コレクションしているおもちゃなど、子どものモチベーションが上がるものから整理を始めて、自信がついたら別のものに取り掛かるなど、段階を踏むようにするとモチベーションをキープできます。

さらに大事なのが、子どもが整理している時、親が上から目線であれこれ指示せず、使っている、使っていないはなるべく子どもの自主判断に任せましょう。
おすすめは親も一緒に自分のものを整理することです。
「ママはなんでこんなに溜め込んでしまったのかな~」「あ〜面倒くさいね」などと言いながら子どもと一緒に整理することで、やらされているという感覚がなくなり、前向きに整理に取り組むことができます。

また、親が自分のものを整理しながら「この書類は要ると思う?」「このグッズはもう使わないかな?」と子どもに相談してみてください。

子どもは親に相談されると「自分の意見を言ってもいいんだ!」 と感じますし、解決するために子どもなりの案を出してくれるかもしれません。
それがゆくゆく子ども自身がものを整理する時に役立ちますし、自分で考えて工夫する第一歩になると思いますよ。

取材/百田なつき

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