熾火(おきび)で料理に挑戦してみよう

料理は焚き火の大きな楽しみのひとつ。ボックス型ストーブはとくに調理がしやすいので、筆者は小さな鉄のフライパンを使って野外料理を楽しんでいます。

何もしないをする贅沢 小型ストーブで始める焚き火入門_13
料理をするタイミングは、大きな炎が収まって炭が赤々と燃えている状態がベスト

料理に最適なのは、炎が収まった熾火の状態。一見、火力が弱そうですが、注意深く手をかざすと、遠赤外線の熱をしっかりと感じられるはず。

何もしないをする贅沢 小型ストーブで始める焚き火入門_14
ステーキ肉は常温に戻しておき、強火で片面1分半ずつ焼いて、アルミホイルで包んで休ませるのがポイント

今回はちょっと贅沢に、ステーキを焼いて丼を作りました。フライパンがあれば、ソーセージを焼いたり、アヒージョを楽しんだりもでき、片づけも簡単なのでオススメです。

何もしないをする贅沢 小型ストーブで始める焚き火入門_15
夏らしくミョウガとシソを刻んで薬味にしたステーキ丼が完成

ご飯はレトルトでもいいですし、頑張って焚き火での炊飯にチャレンジするのも面白いです。手の込んだ料理でなくても、焚き火で沸かしたお湯でインスタントラーメンを作るだけで、家で食べるのとはひと味違う満足感があります。