自分に合う焚き火台の選び方
焚き火はキャンプサイトの灯りになるだけでなく、揺れる炎を見ているだけで、安らぎをもたらしてくれる不思議な存在。そんな焚き火を楽しむために最初に手に入れたいのは、薪を載せる「焚き火台」です。
東京都江東区にある若洲公園キャンプ場に併設されている、「若洲アウトドアセンター」の店長・金丸隼士さんに話を聞きました。
「地面の上で直接焚き火をするいわゆる『直火』は、植物にダメージを与え、炭の黒い燃え跡がいつまでも残ってしまうため、多くのキャンプ場で禁止されています。そこで必要になるのが焚き火台なのですが、昨今の焚き火ブームを受けて種類が激増しています」
焚き火台を大きく分類すると、大きな薪をそのまま使えるスタンダードな『平型』と、ソロキャンプなどに向く小型の『ボックス(箱)型ストーブ』の2種があります。なかには炎の美しさを楽しむことに特化したモデルなどもあり、焚き火台選びからもう楽しそうです。
若洲公園キャンプ場は本格的なアウトドアが楽しめる人気のフィールドですが、約20種類の焚き火台のレンタルが可能。薪1束がついて6時間2200円でレンタルできるので、自分に合ったモデル探しにも便利です。