国内最大級のRTAイベント。100時間ぶっ通しで行われるRTA in Japanとは?

「RTA in Japan」は国内最大級規模のオフラインRTAイベントだ。例年4〜5日間を通して開催され、期間中は24時間休みなくRTAが行われる。

RTA(リアルタイムアタック)とは、ゲームのスタートからクリアまでの実時間を競う、タイムアタックの一種だ。一般的なゲームのタイムアタックと異なり、リセットややり直しの時間も計測される。失敗の許されない、一発勝負の世界だ。

RTAには記録の証拠としてプレイ動画をYouTubeやTwitchなどでライブ配信する文化があり、RTAは走者(RTAプレイヤーのこと)それぞれの自主的な活動が中心となっている。

そんなRTAの普及を目的とし、半年に1度、夏と冬にRTA走者が集まり自身のプレイを披露するイベントがRTA in Japanなのだ。

その2022年夏大会「RTA in Japan Summer 2022」が、8月11日から15日にかけて開催される。今回のRTA in Japan Summer 2022では、合計74タイトルのRTAが行われ、参加者は総勢119名。スーパーマリオブラザーズなど有名タイトルも多数ゲームスケジュール に組み込まれ、開催時間は通算で102時間にも及ぶ。

会場での観戦はもちろん、イベントの模様はTwitch上でも配信予定である。例年は開催期間中、会場へは自由に足を運ぶことができていたが、今回はコロナの影響もあり来場は完全事前申し込み制となっている。なお、申し込みは7月23日をもって終了しており、これから観戦しようと考えている人はTwitchでの配信を視聴するのがいいだろう。

「コロナの影響で近年はオンラインのみでの実施だったのですが、RTA in Japan Summer 2022は2年半ぶりに会場を借りての開催となります。会場に来られない方もオンラインで、走者と観客が一体となって盛り上がっている様子をぜひ楽しんでいただきたいです」(RTA in Japan・中島和希氏)