――どんなことで落ち込むんですか、やはり仕事のこと?
最近落ち込んだのは、不幸そうとか幸薄そうとか言われることが多いことですね。舞台の脚本家さんに言われました。コンビニに昼ごはん買いに行ってるときに突然言われたんですよ。
――グラビアや写真集を見ると、明るい印象ですけどね。むしろご自身ではどんな人間だと思いますか?
不器用ですね。今、『あざとくて何が悪いの?』の「あざと連ドラ」で、あざとすぎる先輩・香織を演じているんですけど、めちゃくちゃ勉強になります。人間関係をよくするのにこういう手法もあるのかって。
――職場でもプライベートでもあざとさを武器に生きている香織とは、真逆なタイプなわけですね。
そうです。職業も全く違いますけど、嫌味のないあざとさだからいつか使うときが来るのかなと。お見合いのときとかかな(笑)。さらっと会話の中に名前いれるテクニックとか婚活で使えそう、まだ早いですけど。
――写真集も出して、今後の活躍が期待されますが、これからの目標をお願いします。
仕事面では、久しぶりに外部の劇に出てみたいですし、映像にも出て知名度もあげていきたいです。そしたら、今までやってこなかった世間のイメージと違う役柄や違う一面を見せられると思うので。
それとプライベートは趣味を見つけたいです。絵を描く友人がいたり、美術館に行ったりするのもあって、油絵を始めようと5月に道具は一式そろえたんですけど、まだ下書きで止まっているので、まずはそれを仕上げないと(笑)。
撮影/神田豊秀