ありのままで臨んだオーディション。披露したのは「UFOを見た話」
――WACKのオーディションを受けたとき、合格する自信はありましたか?
正直、自信ありました(笑)! でも、何も決めずに会場に行っちゃったんですよ。何を歌うかもノープランで。なぜか自己PRの時間には「私はUFO見たことがあります!」っていうエピソードを話したりしていて。審査員の皆さんも、ちょっとざわついてました(笑)。それでも合格させてくれるなんて、ホントありがたいなって感じています。
——その後、CARRY LOOSE(キャリールーズ・2020年10月解散)に加入してからは、一転して過激なパフォーマンスも増えました。そのことに戸惑いはなかったですか?
キャリールーズでの活動をはじめた頃は、以前からのファンの方々から「ユメカちゃん、どうしちゃったの?」「本当にやりたいことなの?」みたいに、心配されたりしましたね。でも(声を張り上げて)私がやりたかったことは、実はそういう過激なことなんです! WACKに入ってから、それに気づいちゃって。だから昔からのファンの皆さんも、安心してください(笑)。
——「CARRY OF MAJOR」と題し、メジャーデビューまで一つの部屋でメンバーが共同生活をするという過酷な企画にも挑戦されていましたよね。しかも、その様子がニコ生で24時間生配信されているという……。
キャリールーズでの活動は、思い返すと後悔ばかりなんです。やりきったって絶対言えない状態で終わってしまったので……。88日間のメンバーとの共同生活の最後に渡辺さん(WACK代表・渡辺淳之介)が登場したので、配信を観ていた人は「メジャーデビュー決定したんじゃないか」って期待してくれたと思うんです。でも、結果的にはその場で解散を告げられてしまって……。ファンの皆さんもガッカリしたと思います。申し訳ない気持ちで一杯でした。
――そこから、また活動を続けていくのはメンタル的にも辛かったと思うのですが。
私の場合は、この後悔をどうやったら良いものに変えていけるかっていうことだけ考えていました。もし次のチャンスをもらえるなら「絶対に後悔しないようにしよう」って一生懸命考えていました。それが結果的には、ASPでの活動につながっている気がしますね。