2021年1月に読切版が公開された、阿賀沢紅茶の『正反対な君と僕』が2022年5月に連載をスタート。連載開始からわずか2ヶ月で、ダ・ヴィンチとニコニコが運営する「次にくるマンガ大賞 web漫画部門」にもノミネートされ、注目が集まっている。
本作の魅力は、「尊い…!」と口に出したくなるほどに、純粋なキャラクターたちと、共感と胸キュンが止まらない甘酸っぱいシーンの数々にある。
本稿では、筆者が“胸キュン”したポイントをピックアップして紹介したい。
『正反対な君と僕』はこんなストーリー
空気を読んで周りに合わせてしまう派手女子・鈴木が惹かれたのは、自分の意見をはっきり言える隣の席の寡黙男子・谷くん。
しかし、鈴木は「周りの目」が気になってしまうという理由で、谷くんへの気持ちを素直に伝えることができず、変な絡み方をするのが精一杯だった。
ある日、人がいない放課後、鈴木は谷くんと一緒に帰ることに。そこで谷くんから手を繋がれるという心臓バクバクのイベントまで発生し、幸せ気分に浸る鈴木。しかし、翌日学校でそのことを見られていたのが発覚して…というストーリー。
見た目も中身も“正反対”な2人の青春ラブコメディーだ。