「利用したことあります、最悪です」(30代女性)

そんななか、女風店Aの一部のグループ店が公式サイトに「個人情報流出に関するお知らせ」を掲載し、「第三者による不正アクセスと個人情報の流出を確認した」と発表。「確認された侵入経路は遮断済み」とも説明した。

ただし、店舗側が認めた流出の具体的な範囲や、投稿者が公開したデータとの一致は明らかになっていない。また、侵入経路を遮断しても、すでに流出した情報が回収・削除されるわけではない。

こうした状況に、利用者からは不安の声が上がる。中高生の子供を持つ共働き夫婦で、女性向け風俗店の利用歴が3年になる40代女性は言う。

「私は普段は別の店舗を利用しますが、女風店Aのグループ店を何回か利用したことがあります。いつも使っている店舗では携帯電話番号とメールアドレスは必要だけど、本名は必要ありませんでした。

女風店のHPには個人情報を適切に管理すると書いてあるけど、サイバー攻撃を受けたらね…。自分のした後ろめたいことは、いずれバレると思わなくてはいけないのでしょうか」

一部の女性向け風俗店のHPで公開された【個人情報流出】に関する告知
一部の女性向け風俗店のHPで公開された【個人情報流出】に関する告知

半年前まで女性向け風俗店を利用していたが、彼氏ができたことを理由に利用をやめたという30代女性も、「女風店Aも利用したことがあります。最悪です…」としながら、こう話す。

「実は私は女風店Aのセラピストに対し不満があったので、お店に連絡したことがありますが、誠実な対応をしてくれませんでした。店のことは信用できないので、自分の身は自分で守るしかないですよね。でも、サイバー攻撃からはどうやって身を守ればいいんでしょう」

前出の河野氏に、利用者が現時点で取れる対応について聞いた。

「不審な連絡が続く方は、電話番号の変更を検討してもいいと思います。住所を知られた可能性がある方は、不審な訪問やつきまといに警戒し、警察に相談してください。脅迫を受けた場合も、安易に要求に応じず、警察に相談することが大事です」