①鬼コーチ召喚

最もシンプルな鼻へし折り法は、自分の中から「もう一人の厳しい自分」を引っ張り出すことです。僕はこれを「鬼コーチ召喚」と呼んでいます。

具体的には、その日の仕事が終わったら、「今日の自分は100点満点で何点だった?」と鬼コーチキャラを内側から引っ張ってきて、自問自答してみるのです。
このとき嘘をついたり、ごまかしたりするのはNGです。

たとえば、「まあ70点ぐらいかな」と思ったとしても、そこで終わらせてはいけません。「残りの30点は、何が足りなかったのか?」「どうすれば80点になれたのか?」というところまで掘り下げて初めて意味があります。

もし「100点だった」と思った日があったら、その日こそ疑うべきです。

100点だと思っているときほど、見落としがあるものです。

「本当に100点か? 見逃していることはないか?」と問い直してください。何かしらの改善点を見つけ出すのです。

ハーバード・ビジネス・スクールの研究によると、1日の終わりに15分間の振り返りを行ったグループは、振り返りをしなかったグループに比べて、約20%以上高い成果を出したそうです。

「振り返り」は、才能ではなく習慣。

やるかやらないかの差でしかありません。

ちなみに僕は、できるだけリアルタイムで振り返りを行うようにしています。セミナーで講師として登壇しているときでも、「今ミスったな」と思ったらすぐにメモを残しています。

1日の終わりにその日のことを振り返る方も多いと思いますが、そのやり方はおすすめしません。なぜなら、時間が経つと忘れてしまうからです。
たとえ当日のことであっても、1日に起きたことやその日ミスしたことを、すべて記憶しておくのは不可能です。

まとめて一度に振り返りをしたほうが効率的に思えるかもしれませんが、本当に重要な改善点を見落としてしまう可能性が高いという意味では、まったくコスパに見合わないと思います。

「自分はできている」が一番危ない…最高月商2000万円のフリーランスが続ける「セルフ鼻へし折り」3つの習慣_2