「ずっとここに住みたい」“東京ノース女子”が語る推しポイントとは
東京ノースと呼ばれるエリアとしては、「北区」、「豊島区」、「板橋区」、「練馬区」が挙げられる。今回インタビューしたミナミさん(仮名・27歳)は現在豊島区の駒込に住んでいるという。
もともと都心の湾岸エリアに住んでいたミナミさん。駒込に住んで3年目となるそうだが、なぜこの地に引っ越したのか聞いてみた。
「私の通っていた大学が豊島区の巣鴨にあって、学生時代から住みやすそうだなという印象を抱いていたんです。商店街があってほどよく活気はありつつも、繁華街のように賑やかな若者でごった返しているわけではないので、すごく居心地がよくて。
あとは池袋や新宿といった街にも近くて利便性もいいというのも惹かれたポイントでしたね。駒込は山手線の沿線なので、主要なターミナル駅には一本で行けることがほとんどです。
駒込から電車で10分以内の池袋なんかは、いまでは私のなかで“近所”という認識で、ジャージやノーメイクで身なりに気を遣わずに行くことも多いです(笑)」
東京23区の単身者向けの平均家賃は11万円台というデータもあるが、ミナミさんは“家賃の安さ”にも驚いたという。
「いま住んでいる駒込の自宅が、私が一人暮らしした初めての物件なんですが、最初物件を探す時に、風呂トイレ別や、独立洗面台のあるところなど、譲れない条件が多々あったんです。そうした希望条件で探してもだいたい都内だと10万円近くは当たり前な感じでした。
でも東京ノースのエリアは家賃7万円台で私の希望する条件の物件が何件かヒットしました。他のエリアに比べて圧倒的に家賃が安いのも住み続ける理由のひとつですね」
さらにミナミさんは物価も安いと感じるそうで、商店街にある行きつけの青果店は100円台で質のいい野菜やフルーツが多く手に入るという。また安くておいしいお惣菜店も多いとのことで、単身者にとってはありがたい一面も。
「最近は女性向けのおしゃれな飲食店もできていて、開拓するのも楽しいですね。でも近所にある格安居酒屋で飲むのも好きです。昼から友人たちを近所に呼んで飲むこともあります。
意外と店内は混んでいることがなく、中高年の方もマイペースに飲んでいる感じなので、女子同士でも気にすることなく気軽に飲める雰囲気が嬉しいです」
そんな魅力だらけの東京ノース。ミナミさんは「暮らしていて本当に不便に感じたことがない」と語るが、ひとつだけこんな欠点が。
「駒込に関して言うと、図書館など周辺の公共施設が老朽化していて、あまり綺麗な施設がない印象がありますね。生活をするうえでは特に気にならない程度ですが、新しい物がそろう刺激のある街とは程遠いと感じます」
現在東京ノースが人気となっている事実について、ミナミさんはどう思うのか。
「本当にここの良さがこれ以上多くの人に見つからないでほしいです(笑)。人が増えたら増えたで、東京ノースならではの落ち着いた雰囲気や良さが消えてしまう気がして……。
もともとは実家のある湾岸エリアに住んでいたのですが、下町だったところが再開発でどんどん様変わりして、人口が多くなって嫌になってしまったんです。穴場だからこそ独り占めしたい感覚というか、“やっと見つけた居心地良い場所”という気持ちがあるので、あまり人気にならないでほしいと正直思います。
今はずっとここに住みたいと思うほど気に入っているんです」













