“せんべろの街”赤羽などから人気に火がついた東京ノース

ここからは「SUUMO住みたい街ランキング2026」において調査を担当したSUUMO副編集長の江原亜弥美氏に、東京ノースが若い女性に人気となった経緯について聞いてみた。

「ここ数年で物価高がかなり進んでいることもあり、“コスパよく飲む”という価値観が若者たちの間に広まりつつあります。

こうした流れから、もともと“せんべろの街”として中高年世代から人気となっていた飲み屋街が注目され、北区の赤羽エリアなども、ここ数年で若い女性たちから人気を集めていきました。

またこうした飲み屋の、値段の割に量が多くインパクトのあるメニューや昭和レトロの渋さが“映え”として注目され、、中高年のみならず、若い女性たちの間でも市民権を得るようになっていきました」

赤羽駅前。飲み屋街が連なり、平日の昼から乾杯する人々の姿も(撮影/集英社オンライン)
赤羽駅前。飲み屋街が連なり、平日の昼から乾杯する人々の姿も(撮影/集英社オンライン)

一度東京ノースのエリアに遊びに行くと、ミナミさんのように“住み良さそうな印象”を抱く女性は多いと江原氏は言う。

「商店街にはさまざまなお手ごろのお惣菜店が立ち並ぶなど、全体的に物価が安いこと。さらには家賃もほかの23区のエリアに比べると割安感があることなど、知れば知るほど魅力的だと感じる方が多いのではないでしょうか。

また板橋区などは江戸時代から宿場町として栄えてきたという背景もあり、外部からやって来た人々にも寛容だという地域住民の気質や、アットホームな街の雰囲気も、住みやすさに繋がっていると考えられます」

赤羽駅前の商店街。飲み屋街に交じり、コンビニや薬局など生活必需品をそろえる店も(撮影/集英社オンライン)
赤羽駅前の商店街。飲み屋街に交じり、コンビニや薬局など生活必需品をそろえる店も(撮影/集英社オンライン)