「死んだフリしてる」とバカにするような口調で…
スマホからは音はおぼろげに聞こえていた。どのくらい時間が経ったのかは記憶にないが、Xは心配になり、再びスマホを手に取った。
「Aさんが橋の床というか地面に座らされて、(内田被告が)髪の毛を引っ張って腰のあたりを蹴っていました。蹴られるたびに振動で動き、(全裸の)Aさんの腰は赤くなっていました。Aさんは体に力が入らず弱っているように見えましたが、(内田被告は)『死んだフリしてる』とバカにするような口調で言ってました。
いたたまれずにまた画面を見るのをやめると、『落ちろ』『死ねや』という内田の声が聞こえてきました。画面を見るとAさんが橋の手すりに内側を向いて座っていて、『すいません』と泣いていました」
ここでXのスマホの画面は急に暗転したという。
「(内田被告が)スマホのライトを消したのかなと思いました。『早く行こう』という内田の声と足音が聞こえてきたので『どうするんですか』と聞くと、(内田被告は)『Aさんの親が来るから』と言って、ここで電話が切れました」
その後、Xは内田被告から「Aさんの親が来て話をして終わった」とAさんの“無事”を知らされ、Aさんに関して行なった一切をしゃべらないことと、自分とのLINEのやり取りを全削除するよう指示されたという。













