「担当刑事の名刺の写真を撮らせてほしい」
また母親は集英社オンラインの取材に対し、安達容疑者は「やっていない」と容疑を否認していると弁護士が言っている、と話している。これもX氏から聞かされた内容だと説明した。だが、その際にX氏は「妙なこと」を言い始めたと母親は続けた。
「Xさんは『慎哉くんは逮捕される時、警察に何を話していましたか?』と探るように聞いてきて、最後には『担当刑事の名刺の写真を撮らせてほしい』と言われたんです」(同前)
実際にX氏は担当刑事2人の名刺の写真を撮って行ったというのだ。そしてこの話を安達容疑者の母親の取材で聞いていた最中に、母親の携帯電話が鳴った。X氏からだった。
その通話でX氏は、
「会長が用意した弁護士のおかげで、慎哉くんは不起訴になる。前科もつかないから大丈夫」
と話した。このとき安達容疑者の母親が、
「今、私の横に記者さんが来ているんです。Xさん、早くここに来てください」
と話すとX氏は、
「わかった、すぐ行くね」
と答えている。だがX氏はその後、安達容疑者の自宅には来なかった。
不審に思った母親は、これまで一度も直接話せていない「弁護士」の素性を尋ねようと何度もX氏に電話した。しかし、この電話に出なかったX氏は約4時間後にようやく折り返してくると安達容疑者の母親に、
「宇都宮で急用ができた。弁護士の名前は今、答えられない。また折り返す」
とだけ話し、一方的に電話を切ったという。













