「腸内環境の改善」には何が必要か
「ファスティング」という現代的なキーワードでの広がりも含めて、「断食」に関する情報は、たくさん出回っている状況です。
それぞれに魅力的なユニークさがあるので、「いったいどの方法が正しいのか」「果たしてどのメソッドを信じていいのか」と戸惑う方も多くおられるでしょう。
「断食」に関係する数多くの医学論文を読み込んできた一人の医師として私がたどりついた結論は、16時間以上、空腹の時間を作ると、最大の効果が得られるということでした。
私が16時間と言うのには、科学的な理由があります。
まず、最後に食事を摂ってから10時間ぐらい経つと、肝臓に蓄えられた糖がなくなって脂肪が分解され始めます。たまっていた脂肪が、エネルギーとして使われ始めるのです。
これは食べたいときに食べられるとは限らない生活をしていた古代人の頃から人間に備わっていた、自然な身体の反応が起きたということになります。
そして、16時間が経過するあたりから、身体の中では「オートファジー」がさかんに活性化し始めるのです。













