「関東にバレてない」実力者たち

—今年の予選(ノックアウトステージ32→16)で対戦したスーパーマラドーナの武智さんから何か言われたことはありましたか。

小林 特にないですけど、終わってから武智さんの目に火がついた気がします。

友保 遅いな。

小林 たぶん今年は間に合わんかったやと思う。

友保 まあね、今酒を抜く時期やから、武智さん。

小林 だから来年すごそうです。

—武智さんお酒を抜かれてるんですか?

友保 今ね、ほんまにちゃんと体イわしてるんで。ドクターストップがかかったって。まあ酒抜いてる人間なんか雑魚ですからね。酒も飲まんと何をするんですか。

—そしてノックアウトステージ16→8の対戦相手がラフ次元さん。よく知ってる先輩方と対戦するって、やりやすいのか、それともやりにくいのか。

友保 近いところばっかなんですよね。なんか盛り上がんないですね。うわあ、どうなんやろうっていうのがない。親戚と喧嘩してるみたいな。(事務所も違う)母心さんとかリニアさんとかね、遠いからもっとボロカス言うたんですけど、ちょっと近すぎるとね。悪口言うてもやっぱ何回か言うてるアリネタの悪口なんですよね。だからたぶん後ろ取った方が勝ちですね、あれは。知ってるから。

—世間では「今年の優勝は金属バット」という声が多いですが…。

小林 それ去年も言われてたような…。

友保 一番痛いファンやで(笑)。今年はね、トットさんもいますから。シャンプー(ハット)さんもいる。シャンプーさんなんかめっちゃおもろいですけど、あれ、実は関東にバレてないですよ。俺ら関西はもうみんな知ってるじゃないですか。

—30年前の『オールザッツ漫才’96』優勝コンビ。

友保 関西のテレビでもずっと1日出てはるし、でも関東の人はあんまり知らんで、あのやり口めっちゃおもろいと思います。

—初戦でヤングさんに当たるというのも、運命的な何かを感じます。

友保 ヤングは嫌でしたね(笑)。ただね、ヤンテラ(ヤング寺田)……やってるんですよね。スカジャン着てるじゃないですか。あのスカジャン、実はリブがない。ノーリブスカジャンっていう。ちょっとちっちゃく今ね、燃やしてるんですよ。ノーリーブスカジャン勢。主にポピー藤原と虹の黄昏・野沢さんだけが燃やそうとしてる。

小林 この連載でしか出てこない芸人の名前やな(笑)。

今年のTHE SECONDグランプリファイナルでは1回戦で旧知の仲であるヤングと対戦する金属バットの二人(写真/高木陽春)
今年のTHE SECONDグランプリファイナルでは1回戦で旧知の仲であるヤングと対戦する金属バットの二人(写真/高木陽春)
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取材・文/西澤千央