遺体の一部が燃え残ったことが逮捕の決め手だが…

鈴木容疑者が逮捕された4月30日夜、旭川市の今津寛介市長は「多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心より深くお詫び申し上げます。引き続き捜査に全面的に協力してまいります」との謝罪コメントを出した。

園は当初、夏期の開園期間を4月29日から始める予定だったが、北海道警の現場検証が続いていたため2日延期した。逮捕の翌朝に行なわれた5月1日午前の開園式典でも今津市長は頭を下げて謝罪した。

事件の急進展を社会部デスクが解説する。

「道警が発表した逮捕容疑では、鈴木容疑者は3月31日夜に遺体を焼いたとなっています。容疑者は『数時間にわたって焼いた』と供述しているほか、その後も焼却炉では何度も動物の死骸の焼却が行なわれていたとの報道もあります。

それでも道警は焼却炉の内部から遺体の一部を発見しました。これを確保できたことで逮捕に踏み切れたようです」(社会部デスク)

(撮影/集英社オンライン)
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由衣さんは行方不明になる前、「夫から脅迫を受けている」と周囲に打ち明けていた。「残らないよう燃やし尽くしてやる」というメッセージまで受け取っていたといい、鈴木容疑者の供述が事実なら、この脅し文句を“実行”に移したことになる。だが何度も火が入った焼却炉の中で遺体の一部が燃え残ったことが逮捕の決め手になった。

鈴木容疑者は逮捕容疑について『間違いありません』と認めています。本人は由衣さんの殺害もほのめかしており、今後は殺人容疑の立件の可否が最大の焦点となるでしょう。

遺体のほとんどの部分が失われており、殺害の日時や方法を供述を基に特定しても、起訴して公判維持が可能かどうか判断を迫られることになります」