さまざまな出自のサッカー選手と砂糖も、帝国の産物
アフリカ、カリブ海、南アジア、東南アジア出身の多くのイギリス人がここにいるのは、イギリスがこれらの地域を植民地化したからだ。彼らの中には、おそらくあなたの友人の何人かや、イングランド代表の有名サッカー選手マーカス・ラッシュフォードのような著名人が含まれる。
マーカス・ラッシュフォードと砂糖は、間違いなくイギリスにとってすばらしい贈り物だ(もっとも、歯医者は後者には賛成しないかもしれない)。しかし、大英帝国は今なお非常に論議を呼ぶテーマだ。
それが良いことだったのか悪だったのか、人々は何世紀にもわたって議論してきたし(ネタバレをすると、話はもっと複雑だ)、それ以外のほとんどあらゆる側面についても論争がある。想像できるだろうか。
人々は大英帝国について、あなたが友達とポケモンカードの交換や、スーパーマンvs.スパイダーマン、誰が一番のユーチューバーか、誰がダンスや側転が一番上手か、誰が一番かっこいいスニーカーを持っているかをめぐって言い争うよりも、ずっと激しく論争している。
大英帝国が何百万人もの人々を奴隷にしたことや、飢饉・戦争・疫病によってさらに数百万人もの命を奪ったことを考えれば、この話題が出れば感情的になるのも不思議ではない。大英帝国についての議論では、少なくとも一方がひどく動揺したり声を荒げたりし、もう一方が激しく反論する場面がよく見られる。
とはいえ、人々が同意できること、あるいは少なくとも激怒せずに議論できることもいくつかある。例えば、大英帝国の強大な権力が20世紀に終わりを迎えたことは一般的に認められている。
具体的には1947年にインドがイギリスからの独立を宣言し、1997年に香港が中国に返還された時だ。また大英帝国がさまざまな形でイギリスを形作ってきたことも否定できない。
日常生活を満たす小さな事柄だけでなく、イギリス人が自らをどう見ているか、そして世界の他の地域をどう見るかについても、帝国の影響が及んでいる。
私たちは往々にして、大英帝国がいまなお私たちの生活に与え続けている影響や、私たちが口にする言葉、行動、目にするもの、信じていることの多くが帝国の歴史に由来していることに気づいていない。
文/サトナム・サンゲラ













