「一学年200人以上いる中でトップ10には入る頭の良さでした」
原田容疑者の公的な活動は、歯科医師会だけにとどまらなかった。昨年6月からは、静岡市障害者支援推進課が担当する「障害支援区分認定等審査会」の委員にも委嘱されていた。
「この審査会は、市民の方が障害福祉サービスを受ける際に、どの程度のサービスが必要かを専門的な観点から審査し、判定を下す公正・中立な場です」(同課担当者)
35名の委員が5名ずつのグループに分かれ、審査会は平日の夜間に1、2ヶ月に1回程度の頻度で開催される。原田容疑者は去年の6月から、9ヶ月ほど委員を務めていた。
「事務局を通じて専門的な評価を仰いでいた立場として、このような事案が起きてしまったことは非常に遺憾であり、残念でなりません。1月下旬に事案を認知してから、速やかに解任に向けた動きを取っております。市民の皆様が福祉サービスを安心して受けられるよう、その根幹を支える審査会の委員にこのような人物がいたということは、市としても重い事実だと捉えています」(同前)
公的な顔とは別に、地元の知人が知る原田容疑者の素顔は、また異なるものだった。原田容疑者の中学校時代の同級生は「正直よくわからない人でした」と話す。
「実家はこの辺りでは有名な地主で、父親も名士として知られていました。貸し倉庫業などを営んでいたそうですね。原田さん自身は小学校の頃、一学年200人以上いる中でトップ10には入る頭の良さでした。運動系ではなく、目立たないけれど勉強ができる落ち着いた子という印象です」













