まさかの公明・国民が「野党第一党」のシナリオも?

そして中道が公示前より半減となった場合、まさかの「公明が野党第1党になる」というシナリオもささやかれている。

「情勢調査の通り、中道が公示前勢力から半減となれば、立憲系議員からは今回の合流への疑問や責任論が噴出するのは必至。

立憲民主党はまだ参院や地方議会に残っているので、ほとぼりが冷めたら立憲系衆院議員が再び立憲に戻ったり新党を作ったりする、ということも考えられます」(全国紙政治部記者)

立憲・公明合流の立役者である安住淳共同幹事長(写真/本人SNSより)
立憲・公明合流の立役者である安住淳共同幹事長(写真/本人SNSより)

ただ、そのときに立憲系議員が分裂する可能性も想定される。

「仮に立憲系が45議席、公明系が全員当選して28議席を獲得したとします。立憲系が30人中道から離党し、15人が中道に残った場合、『公明28人+立憲15人』の野党第1党が誕生することになり、事実上公明が野党第1党のような状況になるわけです」(同)

いっぽうで、衆院選中盤から「野党第一党にしてください」と訴えていた国民民主の玉木雄一郎代表が、中道の惨敗を機に自ら野党第一党の座を奪いに行く可能性も……。

国民民主党・玉木雄一郎代表(写真/本人SNSより)
国民民主党・玉木雄一郎代表(写真/本人SNSより)
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「これまで衆院の議席数は立憲:国民民主が5:1ほどで圧倒的に立憲のほうが多かったですが、現在の情勢通りの結果だと、立憲系:公明系:国民民主が3:2:2くらいになる可能性があり、相対的に国民民主の存在感が増します。

いっぽう、自民・維新が衆院の3分の2を占めると、参院で法案が否決されても衆院での再可決が可能になり、キャスティングボートを握っていた国民民主の存在意義は与党にとって薄れてしまいます。

そうなったときに、玉木氏が中心となって野党再編を仕掛け、野党第一党の座を狙ってくる可能性もあります」(同)

野田共同代表は、中道改革連合の結党を「政界再編に向けての一里塚に」と語っていたが、思い描いていたのとはまったく違う形での野党再編が始まるのだろうか。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班