「独りで死ねよ」に心が折れそうになることも
――お見合い写真が遺影ですか…?
遺影にちょうどいい絶妙な表情の写真があるんですよ。お見合い写真と兼用したいなと…(笑)。
――一方でYahoo!のコメント(ヤフコメ)やXでは、「視界に入れたくない」「ヤバイ人じゃん…汗」「作者がダメダメすぎてワロタ」などといった厳しいご指摘も…。
Yahoo!やXのコメント、ショックでした。こんなに言われるのかと…。10年以上エッセイ漫画を描いてきて、こんなに否定的なコメントをもらったのは初めてです。「風俗店でくも膜下出血を発症した体験談」を漫画化したときでもこんなに否定的なコメントはありませんでした。
「今まで中川先生のエッセイ漫画を応援してきましたが、今作は受け入れられません」って読者の方までいたんですよーー(涙) 。
でも、一方でものすごく支持してくださる方もいます。同業者で褒めてくださる方が何人かいまして、それはとても心強いです。まぁでも、賛にしても否にしても、読んでもらえるだけでありがたいです。
――実際、最もうれしかったのはどんなご意見でしたか?
『オッドタクシー』『セトウツミ』『シナントロープ』など数々の名作を生んでいる漫画家の此元和津也先生からの「面白いです。私はあそこまで身を削れません」という感想です!担当編集さんから間接的に聞いたお言葉ではあるのですが…。
――逆に最も傷ついたのはどんなご意見でしょうか?
「48歳・年収200万で婚活? はぁ? 独りで死ねよ。他人に迷惑かけるな」ですかねー。やはり撮ってもらった写真は、遺影として使用するべきなのかも…。
――中川さんが真摯に「婚活」と向き合っている姿を見ると、そういう誹謗中傷は本当に悲しくなります。
まぁでも、言い方はきついけれど、ごもっともな意見という気もしています。この意見をバネにして自分を奮起させ、年収アップを図っています。
――それと同時に、真正直に相手に向き合う不器用さには見ていてハラハラしてしまいました。
高倉健さん以来の不器用さです。それゆえ、かなりガチャガチャした展開になりましたね(笑)。
――まっすぐ過ぎて本当にハラハラしましたよ。(後編へつづく)
取材・文/集英社オンライン編集部 撮影/井上たろう
















