婚活を経て劇的に成長した「文章力」ともう1つ
――集英社オンラインで連載された『婚マン 独りで死ぬのはイヤだ』がコミックスになりました。1冊にまとまると、さらに面白いですね。
中川学(以下同) ありがとうございます! 嬉しいですねー。自分でも読み返してみたのですが…なかなか面白かったです。ただ、我ながら結構キモいですね。特に1~3話が。「よくもこんなにキモくて恥ずかしいことが描けたな」と思いました(笑)。
【キモさ6:面白さ4】といったところでしょうか。「キモ面白い」ということで世に打って出たいです。
――48歳年収200万円で婚活を始めた中川さんですが、改めて「婚活」に真剣に取り組んでみていかがでしたか?
「婚活」というコミュニケーションの応用問題、難しかったです。これ以上難しい問題はないんじゃないですかね。赤点の連続だったんですけど、「婚活」をしたことによって成長できたことや得たことがあったので、取り組んでみてよかったです。
――成長できたことや得たことって、どんなことですか?
いろいろあるんですが、まず文章力がアップしました。婚活のお相手とメッセージのやり取りをものすごい数やったので。漫画にも描きましたが、やり取りのしすぎで知恵熱が出たんです。おかげさまで、文章で自分の気持ちを表現することが、少し上手くなりました。
もう1つは、女性と1対1でも楽しく話せる会話力がつきました(あくまでこの場合の「楽しく」は、私の主観です)。以前は、「緊張」が先立って全然楽しめなかったんですけど、婚活で女性と1対1でお話をする経験を積み重ね、だんだんと慣れていき、最終的には楽しめるようになりました。
コミュニケーション力って、筋力に似てると思うんです。「人に会う」というトレーニングを続けていれば、徐々についてくる。逆に怠ると衰える。婚活に取り組んでなかったら衰える一方だったと思います。なので、取り組んでよかったなぁと思います。
――婚活の中では、インタビューの際に撮影した中川さんの写真に対して「普通にイケメンかも」「年収、年齢関係なしに結婚できるでしょ」といったうれしい反応もありました。
これは、写真を撮ってくださったカメラマンさんのおかげです。その方は、私と同じ就職氷河期世代なんです。そして、晩婚なんです。撮影前、撮影現場でそのような話になり、意気投合しました。
そんなこともあったので、力を入れてカッコよく撮ってくださったのだと思います。撮っていただいた写真は本当にいいものが多く、「あ、これ、遺影に使いたい」と思ったものもありました(笑)。
















