演劇関係者も太鼓判、髙石の演技力の最大の強みとは…
髙石あかりといえば、映画『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで見せた、“わちゃわちゃ”としたコメディエンヌの印象が強い。だが半澤氏は、今回の『ばけばけ』にその経験がしっかり生きていると指摘する。
「例えば、サワちゃん(トキの幼なじみ)や母親との会話シーン。セリフのキャッチボールではなく、あえて被せるように話す“わちゃわちゃ感”は『ベイビーわるきゅーれ』との共通点であり、そこで培われたものが滲み出ているポイントだと思います」
その一方で、髙石あかりの演技力の最大の強みはズバリ「発声」にあるという。
「声の出し方ひとつで、笑いも生み出せるし、怪談シーンのような恐怖も生み出せる。舞台でも通用する、『とんでもない才能だ』と、演劇関係者の間でも評判です」
近年では、『アポロの歌』や日曜劇場『御上先生』など、シリアスな役どころも次々と演じ分けてきた髙石。
「『ベイビーわるきゅーれ』の印象が強すぎて、視聴者からは『コメディの人』と勘違いされていた部分も多かったが、もともと何でもできる女優。それが『ばけばけ』で全ての出力を全開にできている印象です。『ばけばけ』はセリフがない場面の目配せや、ちょっとした芝居も見どころの作品。髙石さんの声の出し方や物語の伝え方に注目するともっと楽しめると感じています」














