「酢+スープ」は最適な組み合わせ
私が行なった実験結果では、穀物酢大さじ2杯(30mL)を白ご飯と一緒にとることで、白ご飯だけを食べたケースよりも、血糖値の上昇を約30mg/dLも抑えられました。これは糖尿病治療薬であるα-グルコシダーゼ阻害薬の平均的効果(20~40/dLの低下)と同程度の結果です。
ただし、一つ注意点があります。酢を原液のまま飲むのはNG。強い酸によって、食道や胃の粘膜が荒れたり、歯のエナメル質が傷ついたりするリスクがあります。
この点においても、「酢+スープ」という組み合わせは、理に叶っています。スープが酸の刺激を和らげてくれるので、負担をかけずに体に届けることができます。
ちなみに私は、ラーメンを食べる際には、大さじ2杯程度の酢を2~3回に分け、レンゲに入れたスープに加えて飲んでいます。
とはいえ、酸っぱいものが苦手な人もいるでしょう。その場合は無理せず、大さじ1杯程度の酢を2~3回に分けて、スープと一緒に飲みましょう。
ラーメンの「老けない食べ方」新常識 (写真/書籍より)
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最新科学でわかった 老けない食べ方の新常識: 糖化博士が教える若返り46のコツ
八木雅之
2025/11/27
1,870円(税込)
256ページ
ISBN: 978-4837940647
「糖化は老化」という言葉の生みの親であり、
「糖化ストレス研究」のパイオニアである著者が、
最新科学でわかった「本当の老けない食べ方」を初公開!
これまで、「糖化(老化)」の原因は「糖質」とされてきました。
しかし、最新の研究により、老化を引き起こす真の原因が明らかになったのです。
老化の真犯人――それは、体内で発生する「アルデヒド」という毒素です。
いくら「糖質」を制限したとしても、いくら「脂質」を控えたとしても、
残念ながら、それだけでは、糖化(老化)を防ぐことはできません。
やっかいなことに、アルデヒドは食事をするたびに必ず発生します。
私たちは、「食べるたびに、少しずつ老化している」、ということです。
しかし、対策の手立てがないわけではありません。
著者たちの実験によって、アルデヒドの発生を抑える方法が、
ある食べ方の工夫にあることがわかったのです。その工夫とは、
【老化を防ぐ食べ方公式】タンパク質×脂質×酸=黄金トリオ
この公式にしたがった食べ方をするということ。
一食の中に、タンパク質、脂質、酸の3つをそろえるだけで、
老化の真犯人「アルデヒド」の発生を最小限に抑えることができるのです。
おいしい白ご飯、ラーメン、パスタ……もう我慢する必要はありません!
唐揚げやピザ、とんかつにハンバーグ、もちろん、お酒もスイーツも なんでも食べてかまわないのです!
食事を楽しみながら、若々しく、豊かに、人生を味わい尽くしましょう!