「休日は笑い声が絶えない幸せそうなお宅だよ」
大津容疑者の自宅は朝霞駐屯地にほど近い東京都練馬区の郊外にあった。数年前に購入されたとされる真新しい一軒家には自家用車のほか、複数の自転車が停められていて、玄関前にはサンタクロースの飾りがついていた。
近隣に住む男性は、大津容疑者の逮捕に驚きこう話した。
「あそこの家は約7年前に購入されたんだけど、隣には同じタイミングで引っ越してこられた奥さんのご両親や親族も住んでいて“大家族”として有名なお宅なんだ。どちらの家に何人住んでいるかわかんないけど、小さいお子さんも何人かいて、休日は笑い声が絶えない幸せそうなお宅だよ。
親族のかたも地元の祭りを手伝ってくれるし悪い印象はないよ。1年ほど前にこのあたりの工事の関係で大津さんに用があって、家で奥さんと話したことがある。『旦那は〇日と×日しか帰らない』って言っていたから、家はよく空けている忙しい方だという印象ですね。その後大津さん本人とも話しましたが、口数が少なくて“寡黙な人”という印象です」
社会部記者によれば、被害女性は病院へ搬送されたとき、意識があり会話が可能だったものの、臓器にまで深く傷が及ぶ重傷で、一時は命も危うかったといわれている。
大津容疑者の親族は、「突然の逮捕に驚いています。昨日の夕方、事件のことを知りました。言葉も出ません。夫婦間のトラブルは聞いたことがありません。陽ちゃん(=大津容疑者)は、休日は体力作りに励んで2〜3時間ランニングをしたり、仕事の前日はお酒を絶対に飲まないなど仕事に対して真面目な人でした。日曜日は自らご飯を作って一人で食べていたりもし、趣味はスマホでクロスワードゲームをするといった普通の人です」と明かす。
大津容疑者は容疑を否認しているが、警視庁は大津容疑者と被害女性のあいだに何らかのトラブルがあったとみて、慎重に捜査を進めている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













