女性の壮年性脱毛症とは
大正製薬が発信しているニュースリリース※1によると20代〜60代の女性と男性を対象にした薄毛に関するアンケートで、「薄毛が気になっている」、または「今は気にならないが、将来薄毛になるかもしれないと思う」と回答した人は、女性52.7%、男性は64.2%となっており、女性の割合も負けずとも劣らないのです。
※1 2024年9月大正製薬発信「薄毛の実態と薄毛対策の理解の事実に関する調査」(男女併せたデータ)
そして「抜け毛が増えてきた」「分け目の透け感が気になり始めた」「髪が細くなってきた」と感じる40〜50代の薄毛は「壮年性脱毛症」を疑ってみてもよいという。
そもそも女性の壮年性脱毛症はヘアサイクルの乱れによって起こります。髪には一定の寿命があり、成長した後に自然に抜け、再び同じ毛穴から新しい毛髪が生えるサイクルを繰り返していますが壮年性脱毛症になると、髪が太く長く育つ成長期が短縮して十分に毛が育たなくなってしまうのです。
女性の壮年性脱毛症は、男性が生え際や頭頂部、剃り込みの部分から脱毛するのと違い、分け目周辺から頭頂部の広い範囲で薄くなり、徐々に進行していくのが特徴。また、髪の本数自体に変わりはなくても、細い髪が増えることで薄毛に見えてしまうことがあり、放置すると分け目がクリスマスツリーのような形に進行することもあるそうです。
下の写真はすべて壮年性脱毛症の症状なのです。
実は髪の本数はみんな同じ。軟毛率(細い毛の割合)が増えることにより、分け目が透けて見えてしまいます。