9月1日に不信任決議案が採決されることに

実は百条委から東洋大への依頼は今回が2回目で、最初に提供された資料では不十分だとして百条委が再度提供を求めていた。

「騒ぎのとばっちりを受けた東洋大は早期の収拾を望んできました。このため百条委の要求に一歩踏み込んで応じたと受け止められています」(同関係者)

卒業していないと田久保市長が認識していたなら持ち歩いていた“卒業証書”は偽物になる。これの提出を拒んだこと、そして7月に行なった出頭要請を田久保市長が拒んだことを百条委は違法とみなした。

伊東警察署(撮影/集英社オンライン)
伊東警察署(撮影/集英社オンライン)

また田久保市長は2回目の出頭要請には応じ8月13日に証人尋問を受けたが、この際に質問の趣旨に合わない答えを繰り返したとし、これは「証言拒否」にあたるとしたほか、卒業証書とされるものを中島議長らにチラ見せしかしなかったのに「19.2秒」見せたなどと証言したことは虚偽証言にあたるとも認定。

計4つの項目を告発理由とすることが委員9人の全員一致で決まった。

「翌30日の議会運営委員会で、9月1日からの定例会初日に不信任決議案が採決されることになりました。全員が賛成する見通しです。百条委報告書を了承し告発を決める議案も前回一致で通る見通しで、可決直後に告発状が伊東警察署に提出されそうです」(地元記者)

不信任決議が通れば田久保市長は10日以内に失職か辞職、議会解散を選ぶことになる。伊東市政の動乱はピークへ向かっている。

8月13日、集英社オンラインとのインタビューで話す田久保眞紀市長(撮影/集英社オンライン)
8月13日、集英社オンラインとのインタビューで話す田久保眞紀市長(撮影/集英社オンライン)
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班