塩よりも塩味がまろやか 減塩 塩麹の作り方

基本となる塩麹。通常は9%の塩分で作りますが、子どもがいる家庭でも安心して使えるように、約5%に減塩した塩麹のレシピです。
忙しいママ・パパでも作りやすいように、本書では炊飯器の保温機能またはヨーグルトメーカー(発酵メーカー)を使って作る方法を紹介します。
この方法なら、約8時間で作ることができますし、作っている途中にカビが生える心配がないので、安全です。

保存期間は冷蔵で2ヵ月、冷凍で3ヵ月
保存期間は冷蔵で2ヵ月、冷凍で3ヵ月
すべての画像を見る

■材料(作りやすい量)
乾燥米麹…100g
塩…17g 
昆布… 2g 
干ししいたけ…2g
水…200㎖
(生麹を使う場合は160㎖ )


■用意する道具
●炊飯器またはヨーグルトメーカー
(発酵メーカー)
●耐熱の保存容器
(炊飯器の内釜に入るもの、ガラスがおすすめ。
写真は800㎖の保存容器を使用)
または、耐熱のジッパー付きポリ袋
●ブレンダー
●保存用の容器(ジッパー付きポリ袋で作る場合)
●スプーン
※道具や保存容器、スプーンは消毒したものを使う。


■作り方
1 保存容器またはジッパー付きポリ袋(耐熱)に材料を全て入れて、消毒したスプーンでよく混ぜる。

2 炊飯器の内釜に1を入れ、保温用の60℃のお湯を注ぐ(お湯は1の表面ラインを超える量にする)。炊飯器の保温ボタンを押し、炊飯器の蓋を開けたまま1の蓋を少しずらして8時間保温する。ジッパー付きポリ袋の場合は空気を抜いてしっかりとジッパーを閉める。ヨーグルトメーカー(発酵メーカー)を使う場合は60℃で8時間保温する。ときどきスプーンで混ぜる。

<ポイント>
● 保存容器の場合は、容器の中の温度が高くなりすぎることがあるので、炊飯器に容器を入れたら蓋は閉めずにずらしておくようにしましょう。
● ジッパー付きポリ袋の場合は、お湯が入ったり、浮いたりしないようにしっかり空気を抜いて、袋を閉めましょう。空気を抜くことで均等な温度で発酵できます。

炊飯器の蓋を開けて8時間保温する
炊飯器の蓋を開けて8時間保温する

3 麹が柔らかくなったらブレンダーで撹拌かくはん ) する。ジッパー付きポリ袋の場合は、清潔な保存容器に移し替えてからブレンダーで撹拌する。

<ポイント>
しいたけや昆布が入っているため、舌触りが苦手という子どももいるので、ブレンダーでなめらかにするのがおすすめ!

4 ブレンダーでペースト状になったら、冷蔵庫に保存する。

ブレンダーでなめらかにする
ブレンダーでなめらかにする