「これから母親の夏が始まるわ…」

7月も下旬に入り、多くの学校では夏休みを迎えた。子どもたちにとっては待ち望んだ日々だが、母親をはじめとする保護者にとっては悩みが増えるシーズンでもある。

特に頭痛の種となっているのは「子どもの昼食」問題。夏休みに入り、それまで給食を食べていた子どもが在宅することで、約1か月もの昼食作りに追われる日々を憂鬱に感じているのだ。

実際にSNSで「夏休み」と検索すると、〈夏休みが取れない〉〈夏休みの部活が大変〉といった声があり、なかでも昼食問題に関する悲鳴が数多くあがっていた。

〈ご飯考えるのめんどい…夏休み憂鬱〉
〈毎日の昼食を考えないといけないな~ 弁当作りとはまた違う面倒臭さなのよね〉
〈夏休みの昼ごはんがとっても憂鬱 テイクアウトは週1に抑えたいし〉
〈昼食を用意する日々が始まるとなると憂鬱。料理苦手だしレパートリーないから余計に悩む〉
〈すでに幼稚園が夏休みに入っており、来週から小学校も夏休み…毎日の昼食を考えるだけで憂鬱〉
〈これから母親の夏が始まるわ…〉

ひと言に「昼食の悩み」といっても、献立を考える苦悩から調理の面倒くささまで、内容はさまざま。外食に頼ろうにも、連日のフードデリバリーは家計に厳しいといった声や、健康のためにコンビニやファストフードはなるべく使いたくないといった声があり、家庭ごとの事情がうかがえる。

このように、多種多様な理由から保護者を悩ませる夏休みの昼食問題だが、解消するにはいったいどうすればよいのだろうか。チャンネル登録者数22万人超の『あおにーな作りおきキッチン』を運営している料理系YouTuber・あおにーなさん(@ao27_seikatsu)にアイデアを求めた。

し節約レシピや作り置きおかずを紹介する、あおにーなさんのチャンネル(YouTubeより)
し節約レシピや作り置きおかずを紹介する、あおにーなさんのチャンネル(YouTubeより)
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