「超威厳親父登場!!の巻」(ジャンプ・コミックス第111巻収録)
今回は、磯鷲早矢(いそわし・はや)の父、磯鷲剣之介(いそわし・けんのすけ)が登場するお話をお届けする。
葛飾署の新人婦警・磯鷲早矢(いそわし・はや)が両さんに惚れ込み、自分の父親に、両さんとの交際を認めてほしいと頼むのだが……。
早矢京都の名門・磯鷲家の父というのが今回注目する、磯鷲家当主の剣之介だ。京都の名家と聞くと公家の出身かとも思うが、どうも磯鷲家はバリバリの武門の家柄らしい。
剣之介は剣道範士十段の高名な武道家で、嘘つきや賭け事にうつつを抜かすヤツは大嫌い! という超厳格な男だ。その一本気な性格と意志の強さが現れまくった、四角くてごつい顔つきと鋭い目つきをしている。
稀代の嘘つき、賭け事大好きな両さんだったが、磯鷲家の資産はとても魅力的だと考えた結果、果たして……。
なおこの剣之介、『こち亀』の幾多の男性キャラの中で、もっとも両さんから恐れられている。神をも恐れず閻魔大王を手下にしてしまうほどの両さんがビビるほどの恐い男が怒りを全開にしたら、はたしてどんな凄惨な展開になるのだろうか……?
ちなみに、剣之介以上に顔が恐ろしいのが、彼の三人の息子たちだ。日本武道会会長にして格闘奥義道総帥を務める長男・蘆嵐(せいらん)。古武道総大将・撃破拳王位の肩書きを持つ次男・蘿虎(かげとら)。道八段・合気道極意の腕を誇る三男・飛竜(ひりゅう)。
母親・穂之華(ほのか)と妹・早矢はキリリとした日本美女なのだが、磯鷲三兄弟のビジュアルはとにかく恐い、恐すぎる。とてもギャグ漫画界の住人とは思えないほどだ。
それでは次のページから、威厳がありすぎる最恐顔面男、磯鷲剣之介をめぐるお話をお楽しみください!!



















