ダブルインパクト決勝への秘策は…
—ダブルインパクト決勝進出おめでとうございます! 決勝メンバーが発表されたときの率直なお気持ちを教えてください。
麻婆 ありがとうございます。そうですね……なんかもう嬉しいというよりびっくりが勝った感じですかね。正直(準決勝)21組の中から7組だったので、いけたらなと思ってたんですけど。僕ら最後だったんですよ、呼ばれたの。
—最後だったんですか!
麻婆 そうなんです。だからもうないなーって思って。すでに6組が呼ばれて、残り何組かウケてたのに呼ばれてないコンビもいたんで。
トシダ ネタやってるときに思ったより反応ないっていう手応えだったんですよ。ネタ終わってすぐ、諦めじゃないですけど「いや今回はねえかなぁ」とか思ってました。でもいざ発表されて呼ばれて「え、マジっすか」みたいな。
麻婆 うん。
トシダ 喜びとかでもなかったよな。ただただ「マジっすか」みたいな感じですね。決勝のメンツもすごい方ばかりでしたし。審査基準はよくわかんないですけど、漫才とコントの大会なんで、もしかしたら両方いい感じだったのかなとは思います。バランスよく両方そこそこ点高かったのかな、なんとなく。
—記者会見では“言い切る男”のななまがりの初瀬さんに「6位」と言い切られていましたが、決勝を勝ち抜く、秘策は考えてらっしゃいますか。
麻婆 僕らは本当にそのままをやるしかないので。なんとかね、他の人たちにスベってもらえるように。なんとか……
トシダ お腹こわさせたりね。
麻婆 言うても僕らが一番知られていないので、そういうとこがアドバンテージになるのかなっていうのは思います。
トシダ 初見の方にウケりゃ可能性あるんじゃないかっていう。全然イメージとかない中で。
麻婆 僕ら特にコントのイメージは本当にないと思うので。もともとコントやってたんですけど。
トシダ M-1から知ってもらった方が多いので。漫才師のイメージが強い。で、知られてない中でコントやって、まあまあウケたら勝ち目はあるのかも。