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【過去記事】M-1からTHE SECONDまで金属バットのインタビューはこちらから
お笑いサークル出身編集者、全員スベってる
――今年のM-1、史上最多の約8500組がエントリーされたと。数多いる芸人さんの中で頭角を表すのは本当に大変そうですね……。
友保隼平(以下、友保) ムズいすね、ほんまに。ちょっとね、仕上がりすぎましたね、漫才。世の中、今もう若い子でも始めたてでも、ものすごうまくて、おもんないけど上手いのとかおるもんな。
小林圭輔(以下、小林) うん。
友保 上手いのはおもしろく見えてくるしな。
――それはみなさん、いろいろなものを見て勉強されているからなんでしょうか。
友保 YouTubeとかね。俺らんときなかったもんね。
小林 あと高卒が少ない気がする。
友保 みんなそや、大学いっとんねん。アホはやめよんのよ。
――大学生お笑いサークル出身の人もすごく多いですね。
友保 今ね、流行ってますねえ。令和ロマン、真空ジェシカ、(真空ジェシカは)レジェンド同士のコンビらしいですからね。なかったもんなお笑いサークルなんか。あってもバカにしてたよなあ。
小林 お笑いサークルね(笑)。
友保 おまえらほんまにおもろいんかって(笑)。大学行ったら勉強せえ。勉めなはれ。
――お笑いサークル出身で、芸人ではなく編集者になった系編集者、一番厄介なんですよ。
友保 それ見出しにしましょう。「お笑いサークル出身編集者全員スベってる」。
――金属バットが言ったみたいな感じになりますね。
友保 勘弁してくださいよ。言ってそうやねん(笑)。いや、なんか、こいつら大学お笑いやってたいうて、「どんなもんやねん」思て見たらちゃんとおもしろいですもんね。なんやねん。ちゃんと見たことないことやってるし。俺どうしたらええねん。高卒やねん。おっちゃんらの仕事奪うな、おまえら。頭悪いんやから、わしらは。
小林 なんぼでも就職先あるやろ。
友保 おっちゃんら、どこもないから来てんねん。