女子校出身者が感じる世間との“ギャップ”とは?
Xでは最近、共学出身の女性が思春期に異性から容姿について言及されたことに傷ついたという内容のポストが話題となった。それに対し、女子校出身者に関する以下のようなポストが賛否両論を巻き起こしている。
《私は女子校出身なのだけど、学校で人気があるのは面白い、優しい、頭いい、スポーツできる、センスいい、といった子だった。就職して男女同じ場になると女性の評価に容姿が優先される事に唖然とした。思春期の女性が自分の価値を容姿で測る必要がない女子校には女子校の良さがある。》
私は女子校出身なのだけど、学校で人気があるのは面白い、優しい、頭いい、スポーツできる、センスいい、といった子だった。就職して男女同じ場になると女性の評価に容姿が優先される事に唖然とした。思春期の女性が自分の価値を容姿で測る必要がない女子校には女子校の良さがある。
— fukuya北欧ヴィンテージ食器&雑貨 (@Fukuya_20CMD) June 18, 2025
このポストに対しては「高偏差値女子校だったけどこれだけは本当に同意できないんだ…。どえらいカースト、どえらいイジメ、謎の嫉妬。突然の無視。かなりあった。学校によるよね。合うあわんはあるよね。」といったコメントや、「これほんとそう。自己肯定感を高めるべき大事な時期に、容姿という自分ではどうしようもない要素で貶められることなくのびのびと過ごせるのは何物にも代え難いのよ」など、さまざまな意見がみられた。
一方で、中学、高校という多感な時期に、異性の目を気にせずのびのびと過ごすことにはメリットがある反面、異性と関わることが当然である社会に出てから、その弊害を感じる女子校出身者もいるらしい。
そこで、中高ともに女子校の出身だという20代の女性数名に、社会に出てから感じた世間との“ギャップ”について聞いてみた。
「職場で重たいものを持ち運ぶ機会があったのですが、周りの女性に『重いから男性社員に運んでもらおう』と言われるまで、自分で運ぼうとしていました。そう言われて“これが普通のことなのかな”ってなんだかハッとしました」(27歳・会社員)
「コンビニとかで男性店員のレジと女性店員のレジが空いていたら、女性店員の方を選んじゃいます。電車とかカフェでも、なるべく女性の隣に座ります。男性恐怖症とまではいかないのですが、なんか女性が近くにいる方が安心するんですよね」(26歳・会社員)
「女子校出身者には高確率で“推し”がいるように思います。アイドルとかアニメキャラとかはもちろんですけど、日常生活のなかでも男女問わず身近な人から自分の“推し”を見つけて密かに憧れているような……。趣味でも人でも、常に何かしらにハマっている子は結構いますね。そのぶん現実での恋愛がおろそかになる子も多々います(笑)」(27歳・アパレル店員)