異性とはやっぱりどこかぎこちない……「自然にボディタッチできる女子ってすごい」 

異性との関わりが共学女子に比べて少ない人が多い女子校出身者。大人になってからの恋愛においてなにか影響はあるのだろうか。今回詳しく話を聞いたのは、自営業を営むアキコさん(25歳・仮名)だ。アキコさんは恋愛において女子校出身であるがゆえにハードルを感じることが多いという。

「大学は共学だったので、女子校を卒業してもう7年くらい経ちますけど、いまだに異性と話すときは緊張しがちですね。フランクな雰囲気で話しかけてくれる男性なら打ち解けるのも早いのですが、大人しい男性や人見知りの男性と関わると全く話が弾みません。なんとなく私の方が、異性に対して壁を作ってしまっているのかなとも思います」(アキコさん)

女子校時代のアキコさん
女子校時代のアキコさん

そんなアキコさんは女子校出身と共学出身の女子の違いについてこう語ってくれた。

「共学出身の同い年の友人がいて、普段おっとりしていて明るい性格の女性なんですけど、しっかり相手の目を見て会話し、時折自然なボディタッチをする様子に、自分とは違い過ぎてなんだか“スゴい”って思ったことがありますね。嫌味ではなく、素直に“これがモテる人なんだろうな”って感じて……。共学出身の子に比べると、女子校出身者はやっぱり異性との距離感のつかみ方がヘタなんじゃないかと思います」(アキコさん)

さらにアキコさん以外の女子校出身者数名にも、恋愛における女子校出身ならではの“あるある”をいくつか聞いてみた。

「“変な男”に引っかかりがちなのは女子校出身者に多い気がします。社会に出てから異性とのかかわりが急に増えた結果、急に恋愛体質になって、危険な男とかホストとかにハマっちゃう子、結構周りにいますよ。共学出身の女性の方が現実主義というか、恋愛に対して過度に夢を見ていないので、無難な恋愛をしている気がします」(27歳・会社員)

写真はイメージです(写真/Shutterstock)
写真はイメージです(写真/Shutterstock)

「恋愛に対しては二極化しているイメージです。元々恋愛にあこがれを持っていて、異性に興味がある子と、異性に全く興味がなく、一度も彼氏ができたことがない子など、女子校出身者の恋愛観は意外と幅広いです」(26歳・会社員)