仕事(ワーク)と生活(ライフ)の両立は誰にとっても理想的
「ワークライフバランス」という言葉は、1980年代後半にアメリカで生まれたと言われています。日本で注目を集めるようになったのは、2000年代に入ってからではないでしょうか。
ワーク(仕事)と、ライフ(生活・プライベート)をバランスさせ、両立させるというのが、ワークライフバランスで、私もその考え方に賛成です。
ひと昔前までの日本では、男性は「男性のムラ社会」である会社に人生を捧げていましたので、かなりのワーク偏重でした。いまだにワーク偏重の男性も多いのではないかと思います。
一方、当時の女性の多くは、結婚や出産を機に会社を寿退社するのが一般的でした。これが徐々に変わり、結婚や出産後も働き続ける女性が増えてきたことで、ワークとライフ(家事・育児・趣味など)の両立が叫ばれるようになり、そのために様々な支援施策が会社に求められるようになります。
現在では、男女関係なく、仕事と生活をバランスさせて、「QOL(Quality of Life:生活の質)」を向上させることが目指されています。
働く個人にとって、仕事も生活も大切であることは言うまでもありません。
私も、前職のリクルート勤務時代は極度のワーク偏重でしたが、現在はワークだけでなく、ライフも充実させて人生を満喫しています。