今年4月にはJINも来店!?

今回J-HOPEが訪れた「薩摩ッ子ラーメン 東天満総本店」は、1963年創業の老舗ラーメン店。店内には多くの芸能人のサインが並ぶが、なかでも韓国アイドルのサインの多さがひときわ目を引く。 

大阪市北区にある店「薩摩ッ子ラーメン 東天満総本店」(写真/集英社オンライン)
大阪市北区にある店「薩摩ッ子ラーメン 東天満総本店」(写真/集英社オンライン)

「2015年2月の日付で、BTSメンバー全員のサインも飾られており、もともとBTSファンの間では知られた存在でしたが、今回J-HOPEが来店したことで、この店は完全に“聖地巡礼”のスポットのひとつになりました。実際、この店には他にも韓国アイドルのサインが数多くあり、大阪を訪れた韓国アイドルが立ち寄る店として、タレント内でも認知されています」(韓国アイドルファン)

J-HOPE(写真/Yonhap Ne、共同通信)
J-HOPE(写真/Yonhap Ne、共同通信)

“推し活”の一環として行われる“聖地巡礼”だが、韓国アイドルファンと国内アイドルファンとでは、そのスタイルに微妙な違いがあるという。前出の韓国アイドルファンは、次のように語る。

「旧ジャニーズなどの国内アイドルのファンは、デビューした劇場や舞台、所属事務所の建物といった“公式”な場所を巡ることが多い印象です。また舞台やライブの頻度が高く出待ちなどをする機会があるため、韓国アイドルのファンに比べて“聖地巡礼”をする人はあまりいない印象です。

一方で、韓国アイドルは日本国内でのライブイベントが限られているため、“聖地巡礼”がファンの推し活の定番になっています。巡るのは、MVのロケ地やメンバーが訪れた飲食店など。必ずしも公式発表の場所ではなく、InstagramなどのSNSを通じて得た情報をもとに訪れることが多いように感じますね」(同前)

店内に飾られているBTSのサイン
店内に飾られているBTSのサイン

同ラーメン店のオーナーは、取材に対し「15年ほど前に韓国アイドルの2PMが来店して以来、韓国アイドルが大阪に来た際に立ち寄ってくれるようになった」と語る。

「今回、“BTSの聖地”と呼ばれているのは、とても光栄です。実はBTSだけでなく、2PMや東方神起など、多くの韓国アイドルが来店してくれています。サインは残っていませんが、SEVENTEENのメンバーも訪れてくれました。

それでも、今回のホビ(J-HOPE)さんのInstagram投稿による反響には本当に驚きました。本当にありがたいことです。実は、今年4月末には、BTSのJINさんもお忍びで来店してくれていたんですよ」

J-HOPEも食べた「薩摩ッ子ラーメン 東天満総本店」のラーメン(写真/集英社オンライン)
J-HOPEも食べた「薩摩ッ子ラーメン 東天満総本店」のラーメン(写真/集英社オンライン)
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活動再開が期待される直前で、未だ衰えぬ経済効果を見せたBTS。今年は“ファンが待ち望むニュース”は報道されるのだろうか。

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班