警察からのポスト削除要請は「言論弾圧にもなる」

高見氏は決議当日に「間違ったことは一切していないという認識は変わりません。今後も議員としての職を全うしていく所存です」とXにポストし辞職しないことを表明。

4月21日の会見でも高見氏は、

「(政倫審の)報告書の中に事実認定が全く抜け落ちていて、私自身もいまだに何が違反とされているのか、何をもっての辞職勧告なのかというのが分かっていない」

と述べた。

炎上した高見市議の「X」の投稿
炎上した高見市議の「X」の投稿

つづけて高見氏は、

「今回の政倫審というのは知事選の遺恨で、多数派によるいじめだと私は感じているんですね。それに屈するわけにはいかない」

と議会を批判した。県警に関する問題のポストについては最初に、

「当初私が発信したのは、あくまでもこういうふうな話を聞いたんだが、という(もので)断定的な口調では書いていないものになるんですね」

と述べ、伝聞だと“逃げ”をうった。さらに、

「本部長が否定されてましたけれども、私の発信は本部長からの通達があったとも言っていないし、県警の中の一部の署や一部の部署だったかもしれないです。私自身も分からない部分になるんですけれども。警察内で調査も何もせずに本部長の方が否定されたことにも疑問を抱いています」

と発言。あったと主張する「通達」がどのようなものかは分かっていないが、調べない警察がおかしいと言い立てた。警察からのポスト削除要請は「言論弾圧にもなる」と言い、拒否すると宣言した。