タレントに売春を強要しようとした

X氏が『女性セブン』に語ったところによると、問題の写真はN氏が八代に「これで撮って」と頼まれてポラロイドカメラで撮影したヌード写真なのだという。

この顛末が明るみに出るや、「かつての愛人が撮ったヌード写真を世に広める行為は、リベンジポルノではないか」として、たちまちレコード会社に批判が殺到。

だがX氏は「“戦争の弾”として、こちらは亜紀のヌード写真しかないから、その弾を使うだけのこと」と開き直ってみせたのだ。

チャリティーショーでの八代さん(共同通信社)
チャリティーショーでの八代さん(共同通信社)

実は、X氏が女性の尊厳を傷つける問題を起こしたのは、これが初めてではない。

「25年前、所属タレントの女性アイドルグループ3人から“売春斡旋やセクハラをされた”と、告発されたことがあります。当時の週刊誌記事によれば、X氏はCD制作費や宣伝費と称して、タレントに対し、たびたび高額な金銭を要求。さらに、『金がないなら、スポンサーをつけてやる』などと言って、タレントに売春を強要しようとしたと言います。また、女性たちはX氏から日常的に胸を触られる、着替えの様子を写真に撮られるなどといったセクシャルハラスメントも受けていたそうです」(同前)

当時、報道を受けて会見を開いたX氏は、「彼女たちのレベルは芸能界では低い。事務所もリスクを負うわけにはいかない」「タニマチ的な存在を探してみたら、とは言ったが、売春なんてとんでもない」などと弁解したが、その後の損害賠償請求裁判では事実関係が認められ、女性らに対して300万円の支払いが命じられている。