名誉棄損罪やわいせつ物頒布等罪といった観点から警察に相談

X氏は今回の報道に対しても、インスタグラムの投稿で週刊誌の報道について《事実では無い事を書かれて》としつつ、《商品の発売中止などは行いません。告知通りに商品を発売して行きます》と堂々宣言してみせたが……。

「このような物議を醸す商品を大手ECサイトが扱えるわけもなく、タワーレコードやAmazonなどではすでにCDの購入ができない状態になっている。それでも社長は『直販する』と強硬な姿勢を曲げていない。

八代さんの所属事務所は『ニューセンチュリー』に対し、写真の頒布を止めるよう求めるとともに、死者の名誉棄損罪やわいせつ物頒布等罪といった観点から警察に相談しているようです。刑事民事を問わず、あらゆる手続きの準備を進めているということですから、このまま販売されれば法廷闘争に発展する可能性が高い」(前出・芸能記者)

4月16日には八代の出身地で、記念碑の設置計画も持ち上がっている熊本県の木村敬知事も「許しがたい。(発売を)中止すべきだ」と記者会見で厳しく批判するなど、波紋が広がっている。前出の「キャバレーニュー白馬」の代表、池田氏は八代との思い出を振り返りつつ、こう声を絞り出した。

八代さんのが15歳で初ステージに立ったキャバレー白馬(公式SNSより)
八代さんのが15歳で初ステージに立ったキャバレー白馬(公式SNSより)
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「八代さんは同級生や地元の人とも仲良くてね、1周忌のときは皆がウチの店に集まって偲んだんですよ。八代さんは熊本県民にとっても、全国のファンにとっても、永久に不滅です。今さらそんな写真を出しても誰も喜ばない、バカバカしい。何より、亡くなったあとに人の威厳をぶち壊すなんて、人間として恥ずべき行為です」

発売前日である20日現在も、ホームページのトップ画面にはアルバムの告知が掲載されたままだが、果たして――。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班