年収200万円の男性と結婚することをどう思う?

【漫画】『婚マン 独りで死ぬのはイヤだ』を読む

お見合いは初っ端から“根本敬トーク”で盛り上がり、雰囲気も和んできたところで、ナナさんに“年収200万円”問題についてどう思うかを切り出すことにした。

――ナナさんが編集部に送ってくださった応募書類を見ると、「中川さんの容姿から得られる感覚」がよかったと書いてくれていました。これはつまり中川さんの容姿がタイプと受け取っても……?

ナナさん インテリっぽくていいなって思いました。

中川学 うれしいです。でもサイトに掲載してもらった写真は、カメラマンのかたにすごくよく撮ってもらった写真で、厳選に厳選を重ねた結果なので。

ナナさん いやでも、こうして今日お会いしてみて、実物のほうが全然かっこいいなって思いました!

中川学 !!(照)

「年収200万は関係ないです」48歳漫画家のお見合い企画で女性から出た意外な本音「伸びしろがある人が好きなんですよ」_1
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――ただ一方で、中川さんは年収200万円だともハッキリ公言しています。そちらに関してはどうお考えでしょうか?

ナナさん 私にとって年収はそんなに関係ないです。生活が沈んだら沈んだで、全然いいんじゃないかなと個人的には思っています。

――そこは全然気にならないんですね。ナナさんは家庭菜園を営んでいるとのことですが、そういったことも関係しているのでしょうか?

ナナさん そうですね、いろいろな仕事が周りにあるというのも、そんな考えになっている理由かもしれません。

――ちなみに中川さんは、農業をするとなったらどうですか?

中川学 私は北海道の中札内村出身なのですが、実家では家庭菜園をやっていました。私自身、半年間、農業体験実習に参加したこともあります。だから全然、農業もします!

――今日、話を聞かせていただいていると、すごくお二人がマッチしているように見えます。ではここでちょっと立ち入った話になりますが、お見合いという場でもあるので、ナナさんのこれまでの恋愛遍歴を聞かせてもらってもよろしいでしょうか。

ナナさん そんな大した話はないのですが、少し前までお付き合いしている方がいました。その方は植物の図鑑を出したりしている人で、私も一緒に植物を探したり写真を撮ったり、すごく充実した時間をすごしていました。

で、その方は結婚を望んでいたのですが、私にとってはすでに“完成しちゃってる人”だったんです……。

――……ん? といいますと?

ナナさん 私は未完のところに参加したい、伸びしろがある人が好きなんですよ。いや、こんなことを言うと、本当に中川先生に失礼ですよね、すいません……!