1週間の短期留学で覚えた英語でネタ披露!?
――オアシズ・光浦さんのように海外移住をするわけではなく、あくまで短期留学なんですね。
もともと海外でお笑いライブをしたいってずっと思っていて。そんなとき、カナダにある社会人留学を推進する企業から「1週間の短期留学をしませんか?」というお誘いが来たので、これはいいチャンスだと思って。
「留学の最終日に覚えた英語でお笑いライブをやらせてください」って自分からお願いしたんです。
その企業は「誰もが気軽に海外に来てほしい」というカジュアルな留学を応援しているので、1週間だけですね。自分の活動にも活かせるかなと思って。
――カナダでどんなお笑いの公演をするのか決まっているんですか?
実はまだぜんぜん決まってないんです(笑)。
これから、カナダで流行っているスタンダップコメディの映像とか送ってもらって、カナダ人の笑いのツボを勉強しようかなと思ってるぐらいなので。
スタンダップコメディもいいけど、落語をできたらいいなと考えてます。やるとしたらカナダ人が知っている題材をベースにした落語を英語でするとかかな。
チケットは手売りもしたいなと思ってるし、私が留学中に通う語学学校の生徒とか、現地に住んでいる日本人とかに見てもらえたら、幅広い客層になりそうです。
開催する場所も未定で、今まさに計画を詰めている状態なんですよね。
――バンクーバーには留学する前に下見などに行かれるんですか?
いえいえ、行きません。下見なしのぶっつけ本番です。しかも、海外はテレビのロケとかで何度か行ったことはありますけど、プライベートで行ったことないんですよ。
海外進出を具体的に考えてるわけでもないんですけど、カナダの番組とかメディアに出てみたいですね。ほかにも機会があればいろんな国のメディアに出てみたい。
――海外経験が豊富なわけでもなく英語がしゃべれるわけでもない誠子さんが、いきなりバンクーバー公演をやるという時点で、すでに面白いですよね。
自分でも面白いです(笑)。バンクーバーでどんな新しい自分の気持ちに出会えるか、ワクワクしてます。何を感じて、何に苦労して、何が難しくて、どんな気持ちを体験・体感できるのか楽しみですね。
あと、バンクーバーに行って、日本のことがより知れるから、日本のよさを再発見できるはず。
立体的に世の中や物事、お笑いなど自分の好きなものが見えてくるはずだし、自分の芸と人生の幅が広がりそうで、それも楽しみです。