「夫に対して怒りが収まらない」「夫を否定してしまう」夫婦間のコミュ力を上げるために、夫を責める前に絶対すべきこととは
生き方に悩む女性に高い支持を得る起業家、小田桐あさぎ氏には夫婦間のお悩み相談も頻繁に届く。寄せられる悩みのほとんどが、「夫をいかに変えるか」というものだそうだが、その視点では夫婦の人間関係問題は解決しないそう。
書籍『女子のコミュ力』より一部を抜粋・再構成し、自分が変わることの重要性について解説する。
女子のコミュ力 #4
5.DV夫を作り出すのは妻ですか?
この答えは信じられないかもしれませんが、一部YESの可能性があります。もちろん自覚はないと思いますが、妻がDV的なことをすると、夫のDVに繋がることがあるのです。
妻がやってしまうDV的なこととは、夫への不機嫌な態度や不幸のアピール。
実際の暴力とは程遠いことなのですが、妻が「あなたのせいで私は幸せになれていません」というアピールをすると、夫がどんどんDV気質になっていく可能性もあるので注意したほうがいいのです。
6.夫に対して怒りの感情が収まらない
相手に怒りを感じるのは、あなたが「相手が変わるべきだ」という前提を持っているからです。「自分に強い思い込みがあるはずだ」と変換して、自分を満たすしか怒りを解決する方法はありません。
一旦、悪いのは相手ではなく、受け入れられない自分だと置き換えてみましょう。どんな相手でも受け入れられる自分になるため、私たちは人間力を上げていくことが大切です。
人間力のゴールは、どんな相手であっても「そのままのあなたで素晴らしい」と受け入れて、応援できる自分になることだと私は思います。
他の相談者にも伝えたいことですが、そのためには、自分を満たしていくしかありません。
それができると、相手に怒りを感じなくなっていきます。
写真/shutterstock
2024/11/13
1,650円(税込)
240ページ
ISBN: 978-4799112731
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