「せいろ」も「おぼん」もかわいい見た目に癒されるという声多数
――おふたりは書籍を出版される前からすでに多くのファンを抱える料理クリエイターですが、もともと料理が好きだったのでしょうか。
りよ子 社会人になりたてのころは料理ができなくて、それこそ「クックパッド」とかを見ながら作っていました。ただ、もともと健康や美容には興味があって、ヘルシーな料理を作る方法を探していろいろ試すなかで、せいろに辿り着きました。
Hideka 私は大学時代に料理教室に通っていて、そこで「自分でもこんなにおいしい料理が作れるんだ」って感動して、教室に週1で通うくらいにハマっていました。料理を振る舞うと両親がとても喜んでくれて、それも嬉しかったです。料理ができる人ってかっこいいなっていう憧れもありました。
りよ子 私も料理ができる人ってかっこいいなって思っていました。あと、丁寧な暮らしをしている人は、自分でちゃんとしたごはんを作っているっていうイメージがあって、憧れていました。せいろを初めて使ったのは4年ぐらい前で、本格的に使うようになったのはここ2、3年ですね。最初は市販のシュウマイを蒸すなど「THE せいろ」な使い方をしていました。
Instagramを始めたころ、仕事が激務だったので家に帰って食事を作る元気がなかったんです。そのときに、冷蔵庫にある食材を入れて火にかけて、待つだけっていうせいろの手軽さにハマりました。蒸している間はほったらかしにできるので、お風呂の準備とかもできるし。しかも湯気が出ている姿になんだか癒される。ごはん作りが、ほっとひと息つく時間に変わりました。
Hideka せいろって見た目もかわいいし、癒されますよね。おぼんも、SNSの投稿を始めたころに、見た目がかわいくて取り入れるようになりました。Instagramのアンケート機能でフォロワーさんにアンケートをとったときに、おぼんが入った写真が好きという声も多くて。おぼんだと、見た目がカフェ風に仕上がるんです。あとは料理を運びやすいところも魅力。少しこぼしたとしても、テーブルが汚れないなど実用性もあります。
りよ子 おぼんの上にお皿が並んでいる光景ってかわいいですよね。