結婚の決め手は?
—結婚の決め手として、「趣味が合う」というのもよく言われることですが…。
友保 そうっすね。僕の趣味は「おっぱい舐めること」なんですけど。
—(笑)。よく「本当に好きな人とは結婚しないほうがいい」みたいなことを言う人もいるじゃないですか。
友保 ああ、キ●タマないやつでしょ、それ言うのは。
—あれキ●タマないから言うんですね。
友保 俺はキ●タマないんで、それも言いますけど。
小林 言うんかい。
友保 空気みたいな存在がいいんだ、なんてね。オーガニストなんで僕は。
—ここまでで読者の皆さんが聞きたい話は聞けてますでしょうか……。
小林 そもそも何が聞きたいのか(笑)。
—やっぱり結婚しても金属バットは変わらないよっていうメッセージがほしいのでは?
友保 いや、すいません。俺、変わっちゃいましたよ。聞いてくださいよ。俺、昨日痛感したんすよ。
—なんですか。
友保 昨日、都内でホテル泊やったんすよ。だから、家からバブ(入浴剤)持ってきて。昔いただいたバブなんですけどね。それがとんでもなく強いバブで、強炭酸のもう一個上の。いつもよりデカいみたいな。これはちょっと無駄にできへんな思て。で、バブって浴槽で浮いてくるじゃないですか。でも、浮かんでこないな思て見たら、俺、お尻の下に敷いてたんです。
—お尻でバブを封鎖した。
友保 そうそう、ちょうど穴の手前で止まって。それ暑い日用のバブやから、冷たいんですよ。俺ね、今、ア●ル低温ヤケドしてます。変わっちゃったよ、俺も。新宿の夜景見ながらア●ル低温ヤケドして。
—それはどの辺りが「変わった」のでしょうか。
友保 バブをお尻で受け止めちゃうぐらい情けなくなりましたよっていう。
小林 それ、俺小学校からやってたけどな(笑)。
友保 ほんまか。これまで俺、背中でやってたんすよ。背中で止めて炭酸集めてブってやって、ボーンっていうんで笑ってたんですけど。今はもったいないってケツにちょっと挟んでね……。
—結婚する前は違っていたと。
友保 俺なんか暴れん坊やったんで。マサカリ担ぐようにバブを背中になぞらしてた男が、今じゃア●ル低音ヤケド野郎ですわ。
—それは変わっちまいましたね……。結婚はやはり芸風を変えてしまうものなのでしょうか。
友保 いや、芸風は変わらない。やっぱ目の前の人を笑かすだけ。これが仕事なんで。
—既婚者となられたお二人から後輩に伝えたいことはなんでしょう。
友保 お笑いは夢あるぞ。いいネタ書いて頑張れよ。