初デートは大阪・十三のラブホテル
—今回は友保さんの結婚についてズケズケ聞かせてもらいますが、結婚式のご予定はあるんですか?
友保 僕はもうやってしまいました。すいません。
—え!? ほんとですか、どちらで?
友保 家です。なんかようネズミが出るんですけど、そのネズミたちが挙げてくれました。一番黒いネズミが神父役。
小林 出っ歯仲間が。
友保 ……お前おもろいな。こいつおもろいこと言えるようなりましたよ。久々にわろたわ。これM-1で言うてたら優勝してましたわ!
小林 でも、(担当編集は)わろてへんな……。
—真面目に結婚について聞きたいみたいですね。
友保 じゃあ、僕が工業高校行ってない世界線で真面目に話していいですか。
—え、どういうことですか?
友保 偶然頭殴られて、賢なって、工業高校行かんかった世界線のキャラで言っていいですか。(スウッ)僕のワイフですか……あれは突然だったんですよ。僕がね、会社行くときにバスに乗るんですけど。ああ暑いなと思ってたら、1人の女性が窓を開けたんですよ。ああ、こんないい風吹くんだ……そのとき僕は心奪われちゃいましたね。僕はすぐに声をかけて。
—なんて声かけたんですか?
友保 「おっっぱいチューチューしてかまへん??」
小林 工業高校なってるぞ(笑)。
—最初のデートはどちらに?
友保 十三のラブホです。
小林 ありえる。これは本当かもしれない(笑)。
友保 ちょっと飲みすぎちゃったかな。初めてのデートは会社の近くの公園で、噴水の近くでお弁当食べましたよ。そこでね、ちょっとあったんですよ。初めてのケンカですかねえ。
小林 初デートで初めてのケンカ?
友保 卵焼きがね、甘くて、僕の家はしょっぱかったんですよ。それでね、取っ組み合いになっちゃって。向こうの歯を4本折っちゃいました。でも、しょうがないですよ。女性の歯って柔らかいんだから。
—そんなことないと思いますが。でもケンカしてさらに仲が深まったと。
友保 やっぱり拳でわかりあわないとね。
小林 工業高校やな。
— 結婚を意識したのはいつぐらいだったんですか。
友保 そうですね、バスの中から意識はしていましたけど。ビビビ婚っていうんですかね、今の言葉で言うと。
小林 今の言葉でもないけどな。
友保 いやでも結婚っていいなって思ったのは……2人で夜空を見てたんですよ。草むらで寝たときにね、僕の左手薬指に流れ星が落ちてきたんですよ。そう、その瞬間にね……。
—あぁ……。
友保 いてえな。
—隕石ですもんね。
友保 そのときにね、結婚かなって。