名物男・日暮熟睡男の登場は!?

今の時期『こち亀』ファンが期待するのが、4年に一度だけ目覚める超能力警官・日暮熟睡男の登場だ。日暮が前回姿を見せたのは、2021年の「週刊少年ジャンプ」(33・34合併号)に掲載された「お待たせ!日暮の巻」でのこと。つまり前回の登場からは3年しか経過していないことになるわけで……!?

今回、日暮はどんな形で姿を見せるのか?
今回、日暮はどんな形で姿を見せるのか?
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新作の真の主役は、大原部長!? 

最新作の主役を務めるのは……なんと、亀有公園前派出所のガンコ部長・大原大次郎だ。

大原部長は『こち亀』第4話から登場している最古参キャラクターのひとりで、階級は平巡査のひとつ上の「巡査部長」。生マジメが取り柄の仕事人間で、一度こうと決めたら絶対に引かない姿は昭和のオヤジそのものだ。いい加減な性格で次々とトラブルを巻き起こす両さんを叱りつけ、ときにはいがみ合うことも……(両さんを手のかかる息子のように思っている節もあるのだが)。

盆栽、園芸、刀、陶芸、模型……と、さまざまな日本的な趣味の持ち主で、自邸にも強いこだわりがある。千葉県の奥地・時空ヶ原の広々とした日本家屋から亀有まで、毎日遠距離通勤をしているのだ。

ちなみに部長の最大の生きがいは、ひとり娘・ひろみの3人の子どもたち……つまり、孫の存在だ。孫を前にするといつもの厳格な物腰はどこへやら……大甘の「じぃじ」に豹変してしまう。

そして、これまでのマジメすぎる人生への反動か、近年では見栄を張って大失態をさらす、魔が差して両さんですらドン引きしてしまうほど大々的にやらかす…なんてことも。くれぐれも「暴走老人」化しないよう、周囲の見守りが奨励される。

そんな部長が、今回の最新作ではモテ期に突入? 趣味の世界で若い女性たちに一目置かれ、この世の春を謳歌するらしいのだが……!?

女子会らしき席に部長が! これはいったい……!?
女子会らしき席に部長が! これはいったい……!?